カイツブリの餌(えさ) - 魚(カマツカ)を食べる

 11月上旬、京都・洛西(らくさい) 桂川(かつらがわ)でカイツブリ Tachybaptus ruficollis を観察しました。

 底生魚のカマツカ

 カイツブリ2羽が浅い淀みで潜水を繰り返して採餌していました。 10回の潜水のうち、1、2回の割合でえさをくわえて浮上していました。 そのほとんどが小魚でした。 そのうちで分かったもののうちのひとつがカマツカです。 浮上したとき、カマツカの頭部をくわえていましたが、そのまますぐにのみ込んでしまいました。

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カイツブリがカマツカの頭部をくわえる(腹面が見えています)

 カマツカはコイ科カマツカ属の魚です。 水底付近で生活する、いわゆる底生魚(ていせいぎょ)で、口が下向きに開いています。 カイツブリが水底付近でえさをつかまえたことがうかがえます。

カマツカ
カマツカ ※ 「ササゴイのひな(幼鳥)のえさ - サギ類の食べ物


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2011.12.19