12月上旬、京都市の鴨川(かもがわ)で採餌中のコサギ Egretta garzetta を観察しました。
コサギが川の流れと中洲との際でえさを探していました。
そのうちドジョウをつかまえました。
つかまえたのはいいのですが、コサギの嘴(くちばし)にしてはやや大きめのドジョウで、しかも体をくねらせるので、コサギはのみ込むのに四苦八苦していました。
中洲に上がり、何度もくわえ直してのみ込もうとしましたがなかなかのみ込めません。
そのうちトビが急降下して来ました。
コサギをめがけてというよりはドジョウをねらっていたものと思われます。
コサギは「ガー」とコサギにしては大きな声で鳴いて飛び上がって、トビをかわして、10mほど下流へ下りたのですが、飛び上がった瞬間にドジョウを川に落としてしまいました。
コサギはえさを落としたことで落胆したのか、しばらく立ち尽くしていました。
コサギがドジョウをくわえる |
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10.01.15 N