愛宕山(あたごやま)は京都・洛西の北部、京都盆地の北西にそびえています。 山頂は標高924mで、洛西で最も高い山です。 京都盆地の北東に位置する、標高848mの比叡山(ひえいざん)と並んで、古都、京都の屋根と言えますでしょう。 洛西の多くの場所から、北から北北西の方向に割りと近くに見えます。
愛宕山の山頂には愛宕神社(あたごじんじゃ)があります。
全国各地に愛宕神社がありますが、その本社がここ洛西の愛宕神社です。
愛宕神社は火伏せ(ひぶせ)の神社として知られます。
本能寺(ほんのうじ)で織田信長(おだのぶなが)を討つ前に明智光秀(あけちみつひで)が参詣したことでも知られます。
その時に通ったとされる参詣道(登山道)は明智越え(あけちごえ)として今も残っています。
遠くから見ますと、写真のように山頂部が突出して見えます。
この突出したところに愛宕神社の本殿があります。
愛宕神社の参道は本殿の手前で急な登りの石段となります。
写真では左から右へと参道は本殿へと続いており、平坦な道が急な登りとなるのが分かると思います。
愛宕神社のある愛宕山の山頂部。参道は写真の左から右へ、山頂の本殿へと続きます。 |
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愛宕神社の参詣道の石段 |
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2009.06.26