1月上旬、京都・洛西(らくさい)の小さな川で、マガモ Anas platyrhynchos とカワウ Phalacrocorax carbo を観察しました。
カワウが潜水しても背の一部が見え隠れするほどの浅い川です。
潜水をくり返すカワウを追って、ダイサギ、コサギ、合わせて5羽ほどが採餌していました。
よく見ますと、そこにマガモ2羽も加わっていました。
カワウの潜水採餌を追うサギにつきましては、以前にも取り上げました。
この様子は比較的よく見かけるのですが、今回はマガモです。
マガモがカワウの潜水採餌を追う |
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カワウが水中に頭を突っ込み、浅い水底でえさを探しはじめると、すき間に頭を入れたり、水底を足でかいたりすることで、水底に溜まったものや、ひそんでいる水生昆虫などが水中に舞い上がるのでしょう。
カワウの潜水によって濁った水中に、マガモは頭を突っ込んでさかんに採餌していました。
何を食べているのかはよく分かりませんでした。
すいすい水中を泳ぐカワウにマガモはしばしば遅れがちでしたが、それでもいそがしく追いかけていました。
カワウにより水中に舞い上げられたものはすぐに沈んでしまうのか、あるいは川の流れですぐに流されてしまうのかもしれません。
< 関連ページ >
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2024.02.04