ヒバリが田んぼから渡去 - 田植えと鳥類相の変化 4

　京都・洛西(らくさい)の田んぼでは、5月下旬から6月上旬にかけて田植えが行なわれます。 秋から冬、そして春と、からからに乾燥していた田んぼに水が引かれると、一転して広い湿地が出現します。 この大きな環境の変化にともない、鳥類相も大きく変化します。

　多数のヒバリはどこへ

　秋の稲刈りの頃から、徐々に数を増し、時に数十羽にのぼり、春には繁殖もしていたヒバリ Alauda arvensis ですが、田植えに伴い、ほとんどがどこかへ姿を消します。 春、日本中の田んぼで多数見られるヒバリですが、4月から6月にかけてこれら田んぼに水が引かれると一体どこへ渡去するのでしょうか。 相当な羽数にのぼると思いますが、この頃、ヒバリの数が増える場所がどこかにあるのでしょうか。

ヒバリが耕起田で採餌する

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10.10.22 N / 07.06.16 N

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