京都・洛西(らくさい)の田んぼでは、5月下旬から6月上旬にかけて田植えが行なわれます。 秋から冬、そして春と、からからに乾燥していた田んぼに水が引かれると、一転して広い湿地が出現します。 この大きな環境の変化にともない、鳥類相も大きく変化します。
田植えのあと、田んぼの水面がイネの葉に覆われるまでの間、カモ類が見られます。 そのほとんどはカルガモですが、マガモもしくはアヒルと思われるものも時に見られます。 これらは昼間はあぜで休んでいますが、日が傾きはじめると田んぼに入って嘴(くちばし)を水につけてえさを食べはじめます。 日の入り後は、時に数十羽のカルカモがどこからか飛来して、同じようにえさを食べています。
マガモのおす(左)とめすがえさを食べる |
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