京都・洛西(らくさい)の田んぼでは、5月下旬から6月上旬にかけて田植えが行なわれます。 秋から冬、そして春と、からからに乾燥していた田んぼに水が引かれると、一転して広い湿地が出現します。 この大きな環境の変化にともない、鳥類相も大きく変化します。
稲刈り後は非常にまれにしか見られないタマシギ Rostratula benghalensis です。 それが田んぼに水が引かれるとどこからともなく渡来し、繁殖をはじめます。 タマシギは昼間、物陰に潜んでいることがほとんどです。 渡来直後はまだイネの丈が短く、隠れる場所があまりなく、日中は写真のように身を潜めています。
イネの株間に潜むタマシギ |
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10.10.22 N / 07.06.16 N