カギカズラの鉤(かぎ)。写真下が枝先です。 |
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京都・洛西(らくさい)にはカギカズラの分布の北限とされる自生地があります。
カギカズラはアカネ科で、常緑、つる性の木本植物です。
シイ・カシなどの常緑林に生えます。
その名前の由来ともなっている特徴的な鉤(かぎ)でほかの木に引っかかりよじ登ります。
鉤は枝が変化したものとされます。
表面はなめらかでしっかりとしたかたさがあります。
洛西で見た株は地上から20mほどの、ツブラジイの林冠まで届きそうなほどの高さにまでよじ登っていました。
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2008.06.16