ムクドリの採餌行動 - 石をひっくり返す

 2月下旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、ムクドリ Sturnus cineraceus を観察しました。

 嘴(くちばし)を開けて

 小石の広がった水際にムクドリが1羽、飛来し、そこで採餌をはじめました。 とことこと早足で歩きながら地面にある餌(えさ)をついばみます。 微小な餌(えさ)ばかりを食べており、何を食べているかはよく分かりませんでした。
 えさを探すムクドリはしばしば石をひっくり返して、石の下、すなわち石に隠れていた地面をくちばしでつついていました。 石の下に隠れている虫などを探しているものと思われます。 ムクドリは石の側面の下方に、閉じた嘴(くちばし)を斜めに差し込み、くちばしを開けることにより、石をひっくり返していました。 このとき、くちばしを開けるだけではなく、首を持ち上げてもいるようでした。

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ムクドリが石をひっくり返して餌(えさ)を探す


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2014.05.09