直接頭かき・間接頭かき - ツルシギとカワセミ

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直接頭かきをするツルシギ

間接頭かきをするカワセミ

　鳥が足で頭をかく際の足先の回し方には2通りあります。

　ひとつは直接頭かき(ちょくせつあたまかき)と呼ばれる方法です。腹側、すなわち翼の下側から、足先を頭まで回します。写真上のツルシギ Tringa erythropus のようなかき方です。

　もうひとつは間接頭かき(かんせつあたまかき)と呼ばれる方法です。背側、すなわち翼の上側から、足先を頭に回します。写真下のカワセミ Alcedo atthis のようなかき方です。

　どちらの方法でかくかは種によって決まっているようです。ツルシギの直接頭かきは自然な感じですが、カワセミの間接頭かきはやや曲芸的です。

　その他の種の頭かきについては以下の関連ページをご覧下さい。