ハイタカの蹼(みずかき)

 12月下旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、ハイタカ Accipiter nisus の幼鳥を観察しました。

 タカ類の趾(足指、あしゆび)は、一般的に前趾(ぜんし)3本、後趾(こうし)1本です。 後趾を第1趾と呼び、右足の場合、上から見て時計回りに、第2趾、第3趾、第4趾と呼びます。 一番外側が第4趾です。

ハイタカの幼鳥
ハイタカの幼鳥

 ハイタカの足に蹼(みずかき)

 上の写真のハイタカの足を拡大したのが下の右の写真です。 第3趾と第4趾との間に小さいですが蹼(みずかき)があるのが分かります。 比較としてケリの足の写真を並べてみました。 ハイタカの蹼の大きさはシギ・チドリ類の蹼の大きさほどです。 関連ページもご覧下さい。

ケリの右足 ハイタカの第3趾と第4趾との間に小さな蹼
ケリの右足 ハイタカの第3趾と第4趾との間に小さな蹼



< 関連ページ >
シギ・チドリ類の蹼(みずかき) - 干潟編 -
シギ・チドリ類の蹼(みずかき) - 内陸編 -

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10.04.09 N