シギ・チドリ類の蹼(みずかき) - 干潟編
- ダイゼン キョウジョシギ キアシシギ ソリハシシギ チュウシャクシギ
干潟で主に見られるシギ・チドリ類の蹼(みずかき)です。内陸性のシギ・チドリ類では蹼があまり目立ちませんでした。ここにあげた干潟のシギ・チドリ類も概ねそうですが、ソリハシシギとチュウシャクシギには比較的大きな蹼があります。なおシギ・チドリ類の足については、「シギ・チドリ類の蹼(みずかき) - 内陸編 -」でやや詳しく述べています。
ダイゼン
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ダイゼンの右足
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チドリ目チドリ科のダイゼンの足には、第3趾と第4趾との間にわずかに蹼があるのが分かると思います。第2趾と第3趾の間にも写真からすると蹼がありそうですが、詳しくは分かりません。
キョウジョシギ
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キョウジョシギの足
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チドリ目シギ科のキョウジョシギの足に蹼はないように見えます。しかし写真の足はやや閉じていることから、基部にわずかにあるかもしれません。
キアシシギ
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キアシシギの足
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チドリ目シギ科のキアシシギの第3趾と第4趾との間には蹼があるのが分かります。第2趾と第3趾の間にはないように見えます。
ソリハシシギ、チュウシャクシギ
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ソリハシシギの足
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チュシャクシギの右足
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ユリカモメの足
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チドリ目シギ科のソリハシシギ、チュウシャクシギにはいずれも第2趾と第3趾の間と、第3趾と第4趾との間にそれぞれ蹼があるのが分かります。これまでに見た種の中では最も大きな蹼のようです。最後に同じチドリ目ですが、カモメの仲間のユリカモメの蹼を参考に示しました。この2種の蹼が大きいと言っても、ユリカモメと比較するとずいぶん狭いことが分かります。
07.01.28 Y