2月下旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、カンムリカイツブリ Podiceps cristatus を観察しました。
すでに水面から数mほど上昇しているところ見つけました。 カンムリカイツブリは大きな円を描きながらはばたいて上昇してゆきます。 首を前方に長く伸ばし、脚は後方に伸ばしています。 しだいに高度を上げ、水面から100m以上、上昇しました。 するとそのままはばたいて川の上空を移動し、遠方へと飛び去りました。
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カンムリカイツブリが旋回しながら上昇する |
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カンムリカイツブリが旋回しながら上昇する 2 |
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カンムリカイツブリを見るといつも、水面に浮いて休んでいるか、潜水したり浮上したりを繰り返して採餌しているかです。
時に飛んでも水面近くを長くて数100m、飛ぶくらいです。
桂川では巣作りを見たことがありますが、ほとんどが冬鳥です。
秋に渡来し、春に渡去する渡り鳥です。
すなわち長距離を飛んでいます。
どれほどの高さかは分かりませんが、渡りの時は少し高いところを移動しているのでしょう。
そこで高度を上げる時には、トビなどのタカのようにこのように旋回して上昇しているのかもしれません。
それがうかがえる場面でした。
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2025.03.20