8月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地で、ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis を観察しました。
市街地に街路樹として植えられたシラカシの木で営巣していたヒヨドリです。
巣立って間もない幼鳥(巣立ちひな)に親鳥がえさを何度も運んでいました。
そのうちのひとつがアオドウガネと思われる、コガネムシ科の一種です。
コガネムシをくわえて運んで来た親鳥は、幼鳥のとなりに止まりましたが、幼鳥はえさを欲しがりません。
しばらく並んで止まっていましたが、親鳥は飛び去りました。
幼鳥は満腹だったか、あるいはこの虫が好きではなかったのでしょうか。
ヒヨドリがコガネムシの一種(アオドウガネ?)を幼鳥に食べさせようとする |
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アオドウガネは甲虫目(こうちゅう もく)コガネムシ科のコガネムシの一種です。 体表に緑色の金属光沢があります。 ここ洛西では、街灯の光に引き寄せられて、その下の地面に落ちている個体を夏に時々見かけます。
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2024.09.07