6月下旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、ムクドリ Sturnus cineraceus を観察しました。
田んぼにそこはかとなく生えているイチジクの木のうちの一本に、ムクドリが飛来していました。 そのイチジクの木にはたくさんの実がなっていますが、まだ青い実ばかりです。 ムクドリの一団は、そのとなりの木に止まり、そこからイチジクの木に飛び移ることを繰り返していました。 新しい実よりも傷ついた実の方が食べやすいのでしょう、数個の同じ実ばかりに代わる代わる飛来し、果肉(かにく)をちぎり取っていました。
ムクドリがイチジクの果肉(かにく)をちぎり取る |
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イチジクはクワ科イチジク属の果樹で、西アジア原産です。 ここ洛西では田んぼや畑の脇に1から数本植えられているぐらいで、販売用に栽培している所はあまりありません。 京都府では、南部の城陽市(じょうようし)がイチジクの産地として有名です。
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2024.07.06