キセキレイがミサゴのそばで餌(えさ)を食べる

 1月中旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で、キセキレイ Motacilla cinerea とミサゴ Pandion haliaetus を観察しました。

 人よりも近づきやすいか

 ミサゴが中洲の水際に下りていました。 そこで羽づくろいをするなどして休んでいました。 その中洲にはキセキレイがおり、地面にある何かをさかんについばんでいました。 キセキレイはミサゴにかまわず、そのそばまで近づいて、えさを食べていました。
 タカと小鳥とは、食べる - 食べられるの関係です。 ミサゴはタカ類ですが、もっぱら魚を食べることが知られています。 ミサゴは空中から降下して魚をつかまえます。 キセキレイはこれらのことを知っているのでしょうか。 ミサゴではなくて、そこに人がいるとしますと、ここまでは近づくことはあまりありません。 それだけミサゴの方が危険はないということなのでしょう。

キセキレイがミサゴのそばで餌(えさ)を食べる
キセキレイがミサゴのそばで餌(えさ)を食べる


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2024.04.19