10月下旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、コホオアカ Emberiza pusilla を観察しました。
すっかり稲刈りが終わり、田んぼは刈田ばかりとなっていました。 その中にいくつかある、草地となった休耕田のうちの一つにいました。 腰ほどの高さの草が一面に広がったところから突出した茎に、ホオジロ2羽とともに1羽が止まっていました。 しばらく止まっていましたが、飛び立ち、草地に入りました。 それきりでした。
コホオアカが洛西に飛来 |
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コホオアカは日本では数少ない旅鳥または冬鳥として知られています。
日本海側の離島では春と秋の渡りの時期に概ね観察されるようですが、本土では観察の機会があまりないようです。
今回のように、近くにいたとしても、目立つ所に出てこなければ見つかりませんので、思いのほか、飛来しているのかもしれません。
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2023.01.09