12月中旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林で、シジュウカラ Parus minor を観察しました。
たくさんの白い実が生っているナンキンハゼの木に、エナガ、シジュウカラ、合わせて20羽ほどが飛来しました。
そのうちの数羽のシジュウカラは、実の生っている枝に止まり、ナンキンハゼの実の表面を嘴(くちばし)で削り取って食べていました。
シジュウカラの餌(えさ) - ナンキンハゼの実を食べる |
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シジュウカラの餌(えさ) - ナンキンハゼの実を食べる - 拡大 |
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ナンキンハゼはトウダイグサ科の落葉広葉樹で、中国原産です。 街路樹や庭木として植栽されています。 実の白い部分は仮種皮(かりしゅひ、あるいは、かしゅひ)と呼ばれ、硬い蝋(ろう)質で、種子を薄く覆っています。 この仮種皮を削り取りますと、黒い種子が出てきます。
ナンキンハゼの実 | 削りとった仮種皮(左)とナンキンハゼの種子 |
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2022.02.28