足環の装着されたコジュリンが飛来

 11月下旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、コジュリン Emberiza yessoensis を観察しました。

 田んぼは、すっかり稲刈りも終わり、あぜなどの草も枯れはじめていました。 刈田や耕起された田んぼの中にある、草地となった休耕田に、コジュリンが1羽いました。 ホオアカを観察していましたところ、「ツ、ツ、・・・」というホオアカにしては弱い地鳴きがありましたので、その方向を見ますと、草の先に止まっていました。 しばらく止まっていましたが、数m飛んで草の中に入ってしまいました。 そこを見ながら待っていますと、「ツ、ツ、・・・」と再び地鳴きがあったあと、草の中から出て草先に止まりましたが、またすぐに元の草の中へ入ってゆきました。 これきり姿を現しませんでした。
 コジュリンの右足には、銀色の足環(足輪 あしわ)が装着されていました。

足環の装着されたコジュリンが洛西に飛来
足環の装着されたコジュリンが洛西に飛来


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2022.01.10