10月中旬、京都・洛西(らくさい)の平地で、ハチクマ Pernis ptilorhyncus を観察しました。
ハチクマ1羽が300mほど上空を滑空して西へ渡ってゆきました。
そのハチクマの左うしろ、斜め(ななめ)下からの写真です。
右のつばさ(青い線)は弓のように伸びていますが、左のつばさ(赤い線)は後方に「へ」の字に大きく曲がっていました。
途中、ツミに追われてはばたいたり、旋回したりして逃げていましたが、曲がったつばさではばたいていましたので、これより前には伸びないようです。
どこかでけがをしたのか、もともとこのような形なのかはよく分かりませんが、それでも渡れるようです。
胸のあたり(そのう)がふくらんでいますので、えさも採れているようです。
ここより西の地方でもこのハチクマが観察されているかもしれません。
翼(つばさ)の曲がったハチクマが渡る |
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2021.11.08