カワウが猛暑に口を開けて飛ぶ

 8月中旬、京都・洛西(らくさい)の平地で、カワウ Phalacrocorax carbo を観察しました。

 風を切って飛んでも

 暑い時、日陰で休んだり、口を開けて空気を出し入れすることにより鳥は体温を下げます。 その頃、見つけたカワウです。 高空を飛んでいましたが、よく見ると、口を開けていました。
 高速で風を切って飛ぶと、前から強風を受けて涼しいように思われますが、そうではないようです。 口を開けてより多くの空気を出し入れすることにより、体温を下げているようです。 黒い羽に吸収される熱のため、飛んでいる時も暑いのでしょう。

カワウが猛暑に口を開けて飛ぶ
カワウが猛暑に口を開けて飛ぶ


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2021.10.11