チョウゲンボウの繁殖(営巣) - い地区 - 2021年

　今年も、京都・洛西(らくさい)の、「い地区」では、チョウゲンボウ Falco tinnunculus が営巣しました。

　16年連続営巣

　6月中旬、巣立ち間近のひな2羽が、巣の出入り口から顔を出していました。 6月下旬は観察の機会がありませんでしたが、7月上旬には巣は空でした。 巣から少しはなれたところに親鳥のめす・おすが止まっていました。 幼鳥は見つけられませんでしたが、親鳥の目の届く所にいるのでしょう。 6月中旬、ひなは巣立ちそうであったことから、6月下旬に巣立ち、7月上旬には親鳥とともに巣から少しはなれたものと思われます。
　「い地区」は今季で16季連続の営巣です。 無事に巣立ったものと思われますので、2019年をのぞく、15季でひなが巣立ったことになります。

※ これまでの繁殖状況につきましては、下記の関連ページをご覧ください。
※ 各地区の経緯は次の通りです。

< 各地区の経緯 >
@い地区：2006年から営巣・巣立ちを観察。2019年は巣立たずも、2020年まで14季で巣立ち。
@ろ地区：2014年から営巣・巣立ちを観察。5季連続巣立ち。翌2019年、営巣場所の解体以降、不明。
@は地区：2019年から営巣・巣立ちを観察。
@に地区：2020年から営巣・巣立ちを観察。

< 関連ページ >
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2021.08.09

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