今年、京都・洛西(らくさい)で、新たに別の場所(「に地区」)で、チョウゲンボウ Falco tinnunculus が、営巣し、ひなが巣立ちました。
ここのおすは若く、頭部・背は成羽(せいう・成鳥の羽)でしたが、腹部はやや幼羽(ようう・幼鳥の羽)、とりわけ尾羽はくっきりとした横斑のある幼羽のままでした。
営巣中、少しずつ換羽していました。
5月上旬の状態が写真です。
尾羽は横斑のある幼羽で、中央左寄りが抜け、換羽中であることがうかがえます。
営巣した若いおす。尾羽はすべて幼羽でくっきりとした横斑がある。 |
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※比較:おすの成鳥。尾羽は灰色で横斑はわずか。 |
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※ これまでのほかの地区の繁殖状況につきましては、下記の関連ページをご覧ください。
※ 各地区の経緯は次の通りです。
< 各地区の経緯 >
@い地区:2006年から営巣・巣立ちを観察。2019年、巣立ちに及びませんでしたが、14季連続営巣。
@ろ地区:2014年から営巣・巣立ちを観察。5季連続巣立ち。翌2019年、営巣場所の解体以降、不明。
@は地区:2019年から営巣・巣立ちを観察。
@に地区:2020年から営巣・巣立ちを観察。
< 関連ページ >
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2020.10.12