今年も、京都・洛西(らくさい)の、「は地区」では、チョウゲンボウ Falco tinnunculus が、営巣しました。
5月中旬、巣立ち間近のひな1羽が巣の出入り口から顔を出していました。
5月下旬、営巣場所にめす、おすがとどまっていましたが、幼鳥は見当たりませんでした。
6月上旬、めすが巣に出入りしていました。
中旬から下旬にかけて、めすが巣の口から顔を出したり、巣の近くに止まったりしていました。
7月上旬、おすが巣の近くに止まっていました。
めすは見当たりません。
抱卵している可能性も考えられました。
7月中旬、めすが巣の外に止まっていました。
8月上旬以降、めす、おすとも営巣場所に見当たらなくなりました。
一回目はひなが巣立ったものと思われますが、その後、見当たらなくなりましたので、何らかの理由で、幼鳥はいなくなったようです。
幼鳥が見当たらない中、二か月近く、営巣場所にめす、おすがとどまり、しかも巣に出入りしていましたので、二回目の繁殖を試みたようですが、産卵に至ったかどうかは分かりませんでした。
※ これまでの繁殖状況につきましては、下記の関連ページをご覧ください。
※ 各地区の経緯は次の通りです。
< 各地区の経緯 >
@い地区:2006年から営巣・巣立ちを観察。2019年、巣立ちに及びませんでしたが、14季連続営巣。
@ろ地区:2014年から営巣・巣立ちを観察。5季連続巣立ち。翌2019年、営巣場所の解体以降、不明。
@は地区:2019年から営巣・巣立ちを観察。
< 関連ページ >
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2020.09.14