今年も、京都・洛西(らくさい)の、「い地区」では、チョウゲンボウ Falco tinnunculus が営巣しました。
6月下旬、巣立ち間近のひなが、少なくとも1羽、巣の出入り口から顔を出していました。
7月上旬は観察の機会がありませんでしたが、7月中旬には巣は空でした。
巣の周囲に幼鳥も成鳥も見当たりません。
6月下旬、ひなは巣立ち間近であったことから、7月上旬の早い時期に巣立ち、7月中旬には親鳥とともに営巣地付近からは少しはなれたものと思われました。
「い地区」は今季で15年連続の営巣です。
無事に巣立ったものとしますと、2019年をのぞく、14季でひなが巣立ったことになります。
※ これまでの繁殖状況につきましては、下記の関連ページをご覧ください。
※ 各地区の経緯は次の通りです。
< 各地区の経緯 >
@い地区:2006年から営巣・巣立ちを観察。2019年は巣立ちに及びませんでしたが、14季連続営巣。
@ろ地区:2014年から営巣・巣立ちを観察。5季連続巣立ち。翌2019年、営巣場所の解体以降、不明。
@は地区:2019年から営巣・巣立ちを観察。
< 関連ページ >
調べる "チョウゲンボウ" ※ チョウゲンボウのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "繁殖・営巣・造巣・巣作り" ※ その他の鳥の繁殖などはこちらへ
2020.09.14