アオサギが、稲刈りで飛び出す虫を待つ

　10月中旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、アオサギ Ardea cinerea を観察しました。

　くもり空を背景に

　稲刈りの最中の田んぼにアオサギが飛来していました。 作業中の稲刈りの機械とは、イネの株の列をはさんで反対側から、機械の方を向いて首をのばしてじっとしています。 そのうち、数mから数10m飛んで下り、そこで何かをくわえ取ります。 再び、その場か、あるいはイネの株の列に近づき、同じように待ちます。 この一連の行動を繰り返していました。

アオサギが、稲刈りで飛び出す虫を待つ

　稲刈りによって、イネの株の間からバッタやガなどが追い出されるのでしょう、この日はくもりでしたが、広いくもり空を背景に、飛び出す虫をじっと待っているものと思われます。 その飛び出しを見つけては、それを目で追い、その着地点をめざして飛び立ち、そこに下り、それをくわえ取っているのでしょう。

アオサギが、飛び出した虫をくわえ取る

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2019.10.28

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