5月上旬、京都・洛西(らくさい)の山地の林で、サンショウクイ Pericrocotus divaricatus を観察しました。
サンショウクイのめすとおすが、葉が出はじめた落葉樹の枝葉を移動しながら採餌していました。
いろいろな虫をつかまえていましたが、そのうちの一つがカメムシです。
カメムシをくわえ取りますと、何度かくわえ直し、そのままのみ込みました。
カメムシの体を刺激しますと、特有の強いにおい物質を出します。
このカメムシもくわえられて、それを出しているものと思われますが、サンショウクイは気にならなかったのでしょうか。
サンショウクイがカメムシを食べる |
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サンショウクイがカメムシを食べる - 拡大 ※ カメムシは頭が上で、腹を手前に向けています。 |
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サンショウクイのくわえているカメムシは緑色ですが、日本では、緑色のカメムシは何種類も知られており、このカメムシがなんというカメムシかは分かりません。
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2019.05.13