10月上旬、京都・洛西(らくさい)の平地の川で、オオムシクイ Phylloscopus examinandus を観察しました。
オオムシクイ1羽が、川の土手に茂った草の枝葉を移動しながら採餌していました。 オオムシクイの動きは速く、しかもくわえ取っているものが微小なもののようで、食べているものはなかなか分かりません。 分かったもののうちのひとつが、ヨモギハカマカイガラムシです。 オオムシクイはくわえ取ったヨモギハカマカイガラムシをそのままのみ込みました。 この虫はヨモギの茎(くき)にたくさん付着していましたが、2、3個体、食べただけで、移動してゆきました。 あまりおいしくないのかもしれません。
オオムシクイがヨモギハカマカイガラムシを食べる |
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オオムシクイがヨモギハカマカイガラムシを食べる - 拡大 |
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ヨモギハカマカイガラムシはカメムシ目ハカマカイガラムシ科の昆虫で、カメムシの仲間です。
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2019.04.15