12月中旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林で、シロハラ Turdus pallidus を観察しました。
ツブラジイやアラカシの高木の茂る林の下層に生えたサカキにはたくさんの黒い実が生っています。 そこへシロハラが飛来して実を食べていました。 シロハラは枝に止まり、実をくわえ取ってはそのままのみ込みます。 数粒食べると、どこかへ飛び去りますが、しばらくするとまた訪れていました。
シロハラがサカキの実を食べる |
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サカキはツバキ科の常緑広葉樹です。 初夏に花が咲き、初冬に実が熟します。 サカキの実は直径1cm足らずです。 中は液状で、2mmほどの種子が数個入っています。 果皮にはわずかな果肉がついています。
サカキの実(左上)、その果皮と果汁(右)、種子(左下) |
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2019.03.11