2月中旬、滋賀県南部のびわ湖の岸で、イソヒヨドリ Monticola solitarius を観察しました。
イソヒヨドリ1羽が湖岸でちょこちょこと動いてえさを探していました。 そのうち、ふいに飛んで水際に下りたところ、魚をくわえ取りました。 ブルーギルの幼魚でした。 打ち寄せる波にブルーギルは岸に打ち上げられたようです。 イソヒヨドリはブルーギルを地面に何度かたたきつけていました。 そのうち、人が近づいたため、ブルーギルをくわて飛び立ち、建物の陰に隠れてしまいました。
イソヒヨドリがブルーギルをくわえる |
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イソヒヨドリがブルーギルをくわえる - 拡大 |
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ブルーギルは北アメリカ原産の外来種です。 魚やエビなどを食べる肉食の魚で、日本の在来種を捕食することで、オオクチバス(ブラックバス)と並んで、日本産の種の生息をおびやかしているとされます。
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2017.05.15