11月上旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、コサギ Egretta garzetta を観察しました。
足環(足輪 あしわ)の装着されたコサギを見つけました。
片足に1つずつ、両足で合計2つの足環(あしわ)が装着されていました。
右足には銀色、左足には赤色の足環です。
赤色の足環には「32D」と読み取ることができる文字が記されていました。
5か月ほど前にも足環の装着されたコサギを見つけたのですが、装着様式はそれと同じで、文字も同じです。
よってそれと同じ個体なのでしょう。
この間、どこにいたのでしょうか。
繁殖期は見かけませんでしたので、どこかで繁殖したあと、ここにまた飛来したのでしょうか。
この周辺で越冬しているのでしょうか。
足環(あしわ)の装着されたコサギ |
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春に見つけた時に調べましたが、下記の < 参考リンク > に情報があります。 そこにある装着様式とこの個体のそれとがおおむね合致しました。 それによりますと、そのページは更新されておらず、直接的な情報はありませんが、2015年にどこかの巣でひなの時に捕獲された、複数羽のうちの1羽ということがそれとなく読み取れます。
< 関連ページ >
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< 参考リンク >
山階鳥類研究所 トップページ> 渡り鳥と足環 > カラーリング付きのサギ類
2017.02.13