11月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林で、ハシブトガラス Corvus macrorhynchos を観察しました。
林縁の斜面にいろいろな草が生えていました。
そこにぽつぽつヨウシュヤマゴボウもあります。
ヨウシュヤマゴボウの茎には黒い実がたくさん生っています。
ハシブトガラスはヨウシュヤマゴボウの茎に止まり、実をひとつくわえ取ってはそのままのみ込んでいました。
10粒ほどくわえ取ったあと、飛び立ち、電柱の先で休んでいました。
ハシブトガラスがヨウシュヤマゴボウの実(種子)をくわえ取る |
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ハシブトガラスがヨウシュヤマゴボウの実(種子)をくわえ取る - 拡大 |
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ヨウシュヤマゴボウはヤマゴボウ科の草本です。 北アメリカ原産の帰化植物です。 実ははじめ、緑色ですが、熟すと黒色になります。 有毒植物として知られています。 ハシブトガラスにはこの毒は気にならないのでしょうか。
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2017.02.03