11月上旬、大阪府の中部で、ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis を観察しました。
高いビルの立ち並ぶ都会にある小さな公園ですが、木が何本か植えられています。 スズメやドバトがいましたが、そのうち葉の込み入ったケヤキの上方からヒヨドリが鳴きはじめました。 しばらくして、枝葉の中から飛び出し、太い枝の上に止まったところ、アシナガバチ類をくわえていました。 ヒヨドリは何度か首を振って、ハチを弱らせよるような行動をしていましたが、ふいに何かに驚いて飛び去ってしまいました。
ヒヨドリがアシナガバチの一種を食べようとする |
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ヒヨドリがアシナガバチの一種を食べようとする - 拡大 |
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ハチは腹端から突出する毒針で刺すことが知られていますが、ヒヨドリは気にならないのでしょうか。 冷え込んだ日の早朝でしたので、ハチの体温が上がらず、ハチの動きがまだ鈍かったのかもしれません。 捕まえたハチはおすで、刺されないことが分かっていたことも考えられます。
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2016.04.01