4月上旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、キジバト Streptopelia orientalis を観察しました。
耕起してしばらく経ち、若い草が伸びはじめた田んぼでキジバトが採餌していました。 数種の草が生えていましたが、食べていたのは、もっぱらスズメノカタビラの実(種子)です。 実(種子)がいくつも生っている穂の部分をくわえ取っていました。
キジバトがスズメノカタビラの実(種子)を食べる |
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キジバトがスズメノカタビラの実(種子)を食べる - 拡大 |
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スズメノカタビラはイネ科の草本植物です。 人の足首から脛(すね)ほどの草丈で、稲のように穂状に種子が実ります。 洛西では、川沿いや田んぼなどをはじめ、道端にも生えています。
スズメノカタビラの穂。罫線の幅は6mmです。 |
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2015.05.01