カワラヒワの餌(えさ) - ナンキンハゼの実を食べる

 1月中旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林で、カワラヒワ Carduelis sinica を観察しました。

 嘴(くちばし)の側面で削り取って食べる

 植栽されたナンキンハゼの木にカワラヒワが数羽、飛来して採餌していました。 すっかり落葉したナンキンハゼの枝先には白い実がたくさん生っています。 キジバト、ヒヨドリなど、中型の鳥の多くはナンキンハゼの実を丸のみにしますが、カワラヒワは実の白い部分のみを嘴(くちばし)で削り取って食べます。 くちばしの先ではなく、側面で実の表面をはさみ、削り取ります。

カワラヒワがナンキンハゼの実の表面(仮種皮 かりしゅひ)を削り取って食べる
カワラヒワがナンキンハゼの実の表面(仮種皮 かりしゅひ)を削り取って食べる


 ナンキンハゼの実の白い部分は蝋(ろう)質

 ナンキンハゼはトウダイグサ科の落葉広葉樹で、中国原産です。 街路樹や庭木として植栽されています。 実の白い部分は仮種皮(かりしゅひ、あるいは、かしゅひ)と呼ばれ、硬い蝋(ろう)質で、種子を薄く覆っています。 この仮種皮を削り取りますと、黒い種子が出てきます。

ナンキンハゼの実 削りとった仮種皮(左)とナンキンハゼの種子
ナンキンハゼの実 削りとった仮種皮(左)とナンキンハゼの種子



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2015.03.16