12月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林で、ヒヨドリ Hypsipetes amaurotis を観察しました。
クスノキの高木が立ち並ぶ一隅に、ヒヨドリ数羽が飛来して採餌していました。
ヒヨドリは枝に止まり、周囲をうかがいます。
そのうち、すぐ近くの実をめがけて飛び、枝先に生っている実を空中でくわえ取ります。
ヒヨドリはくわえ取った実をそのままのみ込んでいました。
一見、枝先に実はたくさん残っており、実に近づけば、容易に実を食べられそうです。
取りやすい実はすでに食べ尽くしたのかもしれません。
飛びながら、実をくわえることによって、その勢いで枝から実が容易にはずれるため、こうしていることも考えられます。
ヒヨドリが周囲をうかがう |
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ヒヨドリがクスノキの実(種子)に飛びつく |
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2015.03.09