1月下旬、京都・洛西(らくさい)の小さな川で、ヒドリガモ Anas penelope を観察しました。
ゆるやかに流れる、小さな川で、ヒドリガモ数羽が採餌していました。 川上から次々と流れてくる微小なものを嘴(くちばし)でひとつずつつまみ取っていました。 つまみ取っているものをよく見ますと、ユスリカの成虫のようでした。
ヒドリガモがユスリカの成虫をつまみ取る |
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ヒドリガモがユスリカの成虫をつまみ取る - 拡大 |
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ユスリカはハエ目ユスリカ科の昆虫の総称です。
日本では約1,000種もいるそうです。
一見、成虫はカ(蚊)に似ていますが、いわゆるカとは別の仲間で、血を吸いません。
ユスリカの幼虫は水中で生活しています。
水底の泥の中などで蛹(さなぎ)になります。
さなぎは水面に浮上して羽化(うか)します。
羽化して間もないと思われる成虫をヒドリガモは次々とつまみ取っていました。
ユスリカの一種(成虫) |
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2015.02.09