12月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林で、キジバト Streptopelia orientalis を観察しました。
林縁部の、ほとんど植生のない林床で、キジバトが採餌していました。
せわしく歩きながら、地面に落ちている小さな粒状のものをくわえ取ってはそのままのみ込みます。
細長く、赤みがあり、何かの実(種子)のように見えましたが、採餌中はよく分かりませんでした。
キジバトが飛び去ったあとの地面をよく観察しますと、実(種子)のようなものはありませんが、それらしき、いくつかの小さな芽(め)が落ちており、これを食べていたと分かりました。
そこはクスノキの下でしたので、クスノキの枝を手繰り寄せて芽を見ますと、それでした。
風などで枝どうしが擦れて、芽は落ちてしまったのでしょうか。
キジバトがクスノキの芽(め)を食べる |
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クスノキの芽(め) |
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2015.01.16