10月上旬、京都・洛西(らくさい)の山地で、コゲラ Dendrocopos kizuki を観察しました。
実のたくさん生ったアカメガシワの木に、メジロ数羽とともにコゲラ1羽が飛来しました。 コゲラとメジロはそれぞれアカメガシワの実(種子)の生っている房に近づきます。 そこで種子を一粒くわえ取っては丸のみにします。 コゲラは種子を5粒も食べないうちに、先に飛び去ったメジロを追うように移動しました。
コゲラがアカメガシワの実をねらう |
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アカメガシワはトウダイグサ科の落葉広葉樹です。 洛西では山地・平地の林縁部や川原など、開けた場所で低木をよく見かけます。 古来、カシワのように、葉を食器として利用したことから、この名があるそうです。
アカメガシワの果実と黒い種子 |
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2014.10.27