6月中旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼで、ハクセキレイ Motacilla alba を観察しました。
田植えを終えた田んぼで、ハクセキレイがたくさんのえさをくわえては集落の方へ運ぶことを繰り返していました。
集落のどこかに巣があり、そこにひながいるのでしょう。
水の減った田んぼで容易に捕まえられるホウネンエビばかりを親鳥は運んでいましたが、この時はあぜに下り立ってすぐにハサミムシを捕まえました。
えさとなる虫ですと、目についたものは何でもつかまえるのでしょう。
ハクセキレイがハサミムシをくわえる |
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ハクセキレイがハサミムシをくわえる - 拡大 |
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ハサミムシはハサミムシ目に分類される昆虫の総称です。 尾端にクワガタムシのようなハサミ状の突起があることからこの名前があります。 バッタやゴキブリに近い分類群のようです。 日本では20種あまりが知られています。
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2014.07.25