カワウが小魚を喉(のど)に放(ほう)り込む

 1月下旬、京都・洛西(らくさい)の小さな川で、カワウ Phalacrocorax carbo を観察しました。

 小魚は喉(のど)に放(ほう)り込む

 ゆるやかに流れる、小さな川のよどみで、カワウ2羽がさかんに潜水して採餌していました。 カワウは嘴(くちばし)で餌(えさ)の魚をくわえ取ります。 この日、カワウは小魚ばかりをつかまえていました。
 大きな魚ですと、何度かくわえ直して、魚を頭から喉(のど)に流し込むようにしてのみ込みます。 小魚ですと、くわえ取ったあと、喉(のど)に放(ほう)り込むようにしてのみ込みます。 もっぱら水中で魚をつかまえて食べるカワウですが、口に比べてずいぶん小さなものをのみ込むときは、ヒヨドリやツグミの仲間が実をのみ込む動作と同じです。

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カワウが小魚を喉(のど)に放(ほう)り込む


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2014.05.19