11月中旬、京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)でツツドリ Cuculus saturatus を観察しました。
クズ、カナムグラなどが生えた草地でツツドリの幼鳥がさかんに採餌していました。 食べていたのは、もっぱらガの幼虫です。 数種類のガの幼虫を食べていたのですが、もっとも多く食べていたのがシロシタヨトウです。
ツツドリがシロシタヨトウの幼虫をくわえる |
|
シロシタヨトウはチョウ目ヤガ科のガです。 農業害虫として知られています。 いくつかの文献によりますと、キク科、シソ科、セリ科、マメ科、バラ科、アブラナ科、タデ科、ネギ科、クワ科、ニレ科など、様々な植物の葉や果実、花、つぼみなどを幼虫は食べることができるそうです。
シロシタヨトウの幼虫(頭は手前です) |
|
< 関連ページ >
調べる "ツツドリ" ※ ツツドリのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "採餌行動・えさ - 野山の鳥" ※ その他の鳥の採餌行動はこちらへ
2014.04.07