1月下旬、京都・洛西(らくさい)の小さな川で、マガモ Anas platyrhynchos を観察しました。
ゆるやかに流れる、小さな川で、マガモのめすとおすが採餌していました。 食べていたのは、藻類(そうるい)、すなわち藻(も)です。 水中に頭を沈めて、水底から糸状の藻類の塊(かたまり)をくわえ上げます。 それを、何度も嘴(くちばし)を開閉させ、端から少しずつのみ込んでいました。 藻類はしばしばくちばしにからみつくようで、大きな塊ですと、のみ込むには少し時間がかかるようです。
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マガモが糸状の藻類(そうるい)を食べる |
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マガモが糸状の藻類(そうるい)を食べる - 拡大 |
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糸状の藻類と言いますと、あまり聞き慣れない言い回しではありますが、食用にされるモズクの仲間や、小・中学校の理科で取り上げられることもあるアオミドロの仲間などのことです。
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糸状の藻類の塊(かたまり) |
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2014.02.17