ハクセキレイの餌(えさ) - ミミズを食べる

 10月下旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでハクセキレイ Motacilla alba を観察しました。

 耕された直後の田んぼを見つけるきっかけは

 稲刈りを終え、耕された直後の田んぼに10羽あまりのハクセキレイが飛来して採餌していました。 耕されることにより、土の中から、ハクセキレイの餌(えさ)となる、昆虫類、クモ類などの小動物がたくさん掘り返されるものと思われます。 地面を歩きながら、さかんにえさをついばんでいました。 微小なものばかりをついばんでおり、なかなかえさを特定できません。 分かったものの中のひとつがミミズです。 地面からくわえ取ってそのままのみ込んでいました。

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ハクセキレイがミミズをくわえる

 耕された直後の田んぼではえさが取りやすいので、ハクセキレイは集まっていたものと思われますが、そもそもどのようにしてここを見つけたのでしょうか。 トラクターの稼働する音、掘り返された土の香り、採餌する仲間の声などに誘引されたのでしょうか。 あるいはただ通りがかりに見つけただけなのでしょうか。


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2013.12.16