コサギの餌(えさ) - ヤゴ(トンボの幼虫)を食べる

 9月中旬、京都・洛西(らくさい)の田んぼでコサギ Egretta garzetta を観察しました。

 足先をふるわせて

 浅く水の溜まった休耕田で数羽のコサギが採餌していました。 水中をのぞき込みながら、片方の足先を水中で細かくふるわせて、少しずつ前進していました。 そのうち、一瞬、水中に嘴(くちばし)を突っ込んでえさをつかんでいました。 食べていたのはもっぱらヤゴ(トンボの幼虫)でした。 ヤゴをくわえ取ると、すかさず喉の奥へ投げ込むようにのみ込んでいました。

コサギがヤゴ(トンボの幼虫)をつかまえる
コサギがヤゴ(トンボの幼虫)をつかまえる


 コサギが食べていたヤゴはトンボ科のヤゴです。 ここにはトンボ科のトンボでは、シオカラトンボ、ウスバキトンボなどの成虫がよく飛んでいますので、それらのヤゴを食べていたものと思われます。


< 関連ページ >
調べる "コサギ" ※ コサギのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "採餌行動・えさ - 水辺の鳥" ※ その他の鳥の採餌行動などはこちらへ

2013.10.28