潜水カモの中でもアイサ類と呼ばれる一群の潜水時間を測定しました。
カワアイサ、ミコアイサの潜水時間の最大値と平均値とをグラフに示します。
なお、いずれも京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で観察しました。
グラフからいずれも20秒ほどは潜水できることが読み取れます。 これらは魚類を主に動物性の餌(えさ)を食べることが知られています。 水中でえさをのみ込んでいるかどうかは分かりませんが、魚をくわえて浮上し、のみ込んでいる場面が観察できます。 水草などとは異なり、これらのえさは移動したり、隠れていたりしますので、えさが見つからなかったり、見つけても取りそこねるなど、潜水して必ずしもえさが捕獲できるとは限りません。 したがってアイサ類は潜水中、えさを食べているというよりは、えさを探し続けているものと思われます。
潜水時間の最大値と平均値(単位:秒) - アイサ類 |
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※ 補遺
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2013.10.07