潜水カモに対して、いわゆる陸カモと呼ばれるオカヨシガモ、ヒドリガモと、クイナ類のオオバンの潜水時間を測定しました。
オカヨシガモ、ヒドリガモ、オオバンの潜水時間の最大値と平均値とをグラフに示します。
なお、いずれの種も京都・洛西(らくさい)の桂川(かつらがわ)で観察しました。
グラフからいずれの種も10秒ほど潜水できることが読み取れます。 これらは潜水すると必ずと言っていいほど長い水草(オオカナダモ)をくわえて浮上していました。 浮上後、水草をのみ込んでいました。 桂川の水底には水草(オオカナダモなど)がまとまって生えている場所がいくらでもあります。 潜水中の行動はよく分かりませんが、潜水中、えさを探しているというよりは、水草が生えている場所をめがけて潜水して水草をくわえて浮上するだけなのでしょう。 したがってえさが採れないか、あるいは水中でえさを探すのであれば、もう少し長く潜水できる可能性があります。 オカヨシガモの10秒以上の潜水はそれを示唆する端緒かもしれません。
潜水時間の最大値と平均値(単位:秒) - 陸カモとオオバン |
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※ 補遺
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2013.09.06