8月上旬、京都・洛西(らくさい)の平地を流れる川でササゴイ Butorides striatus を観察しました。
桂川よりも細い川で観察していましたところ、対岸の水際を下流からササゴイが歩いて来ました。
数歩、歩いては立ち止まり、しばし水面をのぞき込んで餌(えさ)を探しては歩き出すことを繰り返し、上流へ進んでゆきました。
ササゴイと言いますと、水際でじっと動かず、水面をのぞき込んで、魚が近づくのを待っている場面をよく見かけます。
えさを取るのに、歩き回るか、待ち伏せするかのいずれが有利かは、その日の川の状況、魚の有無や多少、時間帯などによっても異なるでしょう。
そこでどちらを選択するかは、個体ごとの学習の度合などによっても異なるものと思われます。
それらが相まって、この日、観察していた場所では、この個体は歩いてえさを探していたのでしょう。
ササゴイが水際を歩いて餌(えさ)を探す |
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2013.08.16