6月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地を流れる川でカルガモ Anas poecilorhyncha の親子を観察しました。
桂川よりもずいぶん細い川です。 そこでカルガモのめす親とひな5羽がえさを食べていました。 ひなは川の岸際に近づき、川の方へ倒れ込んでいる、枯れたネズミムギまたはホソムギ、あるいはその交雑種の種子をさかんに食べていました。 ひながえさを食べている間、めす親もえさを食べることもありましたが、少し離れて周囲を警戒している時間が長かったです。
カルガモのひながネズミムギまたはホソムギ、あるいはその交雑種の種子を食べる。 |
|
ネズミムギ、ホソムギはイネ科ドクムギ属の一年草です。 この2種はよく似ており、しかも両種の交雑種も存在するそうで、区別が難しいようです。
ネズミムギまたはホソムギ、あるいはその交雑種の種子(罫線の幅は5mmです)。 |
|
< 関連ページ >
調べる "カルガモ" ※ カルガモのその他の topic はこちらへ
調べる - テーマ別 "採餌行動・えさ - 水辺の鳥" ※ その他の鳥の採餌行動などはこちらへ
2013.07.29