3月下旬、京都・洛西(らくさい)の平地の林でツグミ Turdus naumanni を観察しました。
冬のはじめにはたくさんの実が残っていたハゼノキですが、春が近づき、鳥に食べられたり、落下するなどしたのでしょう、実が少なくなって来ました。 それでもまだ十分な実が残っています。 そこへツグミが飛来して実を食べていました。 ツグミは実をひとつくわえ取ってはそのままのみ込んでいました。 枝先から実を取りそこねて落とすこともしばしばでした。 ハゼノキの下でも採餌する鳥がいますが、これら樹上で取りそこねた実がたくさん落ちているせいでしょう。
ツグミがハゼノキの実(種子)を食べる |
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ハゼノキはウルシ科の落葉広葉樹です。 実から蝋(ろう)を採るため、古くから植栽されて来たようです。 洛西では、平地の林の林縁部などにぽつぽつ生えています。
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2013.06.10